フリアン・アルバレス獲得を巡る攻防

FCバルセロナは、ロベルト・レヴァンドフスキの退団に備えたセンターフォワードの補強としてフリアン・アルバレスを最優先目標に掲げている。バルセロナはアトレティコ・マドリードのスポーツディレクターであるマテウ・アレマニー宛に電子メールで1億ユーロのオファーを提示した。クラブの財政事情により、この1億ユーロは6年間の分割払いという条件である。しかし、レアル・マドリードが突如として1億5000万ユーロのオファーを提示し、アトレティコに拒否されるという事態が発生した。アトレティコは、フリアンの契約解除金が5億ユーロであることを主張して交渉を拒否している。バルセロナ側は、このレアル・マドリードの動きを『バルサの補強を妨害し、市場を混乱させるための意図的な揺さぶり』と解釈しており、全く動じていない。バルサは静観の構えを崩さず、チェスのような長期戦を覚悟している。ジョアン・ラポルタ会長は直近でバルセロナ市内のホテルにて、フリアンの代理人であるフェルナンド・イダルゴと直接会談を行った。イダルゴは『レアル・マドリードからの正式なオファーは受けておらず、仮にあったとしても選手本人は全く考慮しない。もしアトレティコを離れる日が来れば、バルセロナが最優先の移籍先になる』とラポルタ会長に明確に伝えた。バルセロナがフリアン獲得に出せる資金の上限は固定額1億2000万ユーロにボーナスを加えた1億3000万ユーロ程度と内部で設定されている。一方、現在ワールドカップに出場中のフリアン本人は、大会に集中するため、バルセロナの周囲に対して数週間は目立った動きを避けるように要請した。彼はアトレティコ退団を望んでおり、ハンジ・フリック監督の下でプレーすることが自身の野心を満たすと考えているが、公の場での強硬な移籍志願は避ける意向である。また、元バルセロナ選手のフアン・アントニオ・ピッツィも『フリアンのような資質と将来性を持つアルゼンチン人FWは見たことがない。彼はバルセロナに完璧にフィットするだろう』と太鼓判を押している。 (via SPORT) (via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo)

マーカス・ラッシュフォードの買取オプション非行使とアンソニー・ゴードンの獲得

FCバルセロナは、マンチェスター・ユナイテッドから昨夏に期限付き移籍で加入していたマーカス・ラッシュフォードの買取オプションを行使しないことを決定した。ラッシュフォードはバルサでのプレーを熱望し、給与を約40%削減してまで加入していた。公式戦で14ゴール14アシストという良好な成績を残し、バルセロナ残留を強く望んでいたものの、クラブは6月15日に期限を迎える約3000万ユーロの買取オプションを見送る判断を下した。この決断にはいくつかの要因がある。最大の理由は、同じポジションでプレーするイングランド代表のアンソニー・ゴードンをニューカッスルから7000万ユーロで獲得したことである。左ウイングにはすでにレギュラーのハフィーニャがおり、ゴードンの加入によって完全な人員過剰となった。さらに、ハンジ・フリック新監督の意向も大きく影響した。フリック監督は前線からのプレッシングを非常に重要視しており、ラッシュフォードの守備時の貢献度の低さを懸念していた。対照的に、ゴードンは守備面でのハードワークが高く評価されている。経済的な側面でも、ラッシュフォードは給与を下げたとはいえ高額な年俸を受け取っており、年間償却費は1000万ユーロに上る。一方、ゴードンの年俸ははるかに低いものの、移籍金が高いため年間償却費は1400万ユーロとなる。両者の年間コストはほぼ同等だが、28歳のラッシュフォードよりも3歳半若いゴードンの年齢面も考慮された結果となった。 (via MARCA) (via SPORT)

ベルナルド・シウバの獲得は最優先事項から除外

長年バルセロナのターゲットとされてきたマンチェスター・シティーのベルナルド・シウバについて、クラブは獲得を急がない方針を固めた。ベルナルド・シウバは今夏フリーエージェントとなり、『バルセロナは選択肢の一つだが、まだ何も決めていない。自分を本当に必要としてくれるクラブを探す』と発言した。この発言に対し、バルセロナの首脳陣は不快感を示している。バルセロナ側はベルナルド・シウバと2年契約を結ぶ口頭合意に達していたと考えていたため、彼がアトレティコ・マドリードやレアル・マドリードといった他のクラブのオファーを天秤にかけるような態度を取ったことに驚きと失望を隠せない。スポーツディレクターのデコは、すでに中盤には十分な質と量が揃っていると判断している。マルク・ベルナルの台頭やガビの驚異的な回復により、中盤の選手はむしろ余剰気味であり、マルク・カサドのモナコへの放出が検討されている状況である。そのため、ベルナルド・シウバの獲得は必須ではなく、クラブはまずレヴァンドフスキの後釜となるストライカーの獲得など、他の優先事項に集中する。ベルナルドの代理人であるジョルジュ・メンデスは、彼のバルサ加入を実現させるために尽力してきたが、ハンジ・フリック監督の構想において、彼は絶対的なレギュラーとして扱われるわけではなく、新たに獲得したアンソニー・ゴードンなどとポジションを争う役割になることが伝えられた。これによりベルナルド自身もバルサ行きを再考している。バルセロナは彼が他クラブへ移籍しても構わないという毅然とした態度を保っている。 (via Mundo Deportivo) (via SPORT) (via MARCA) (via ElDesmarque)

ジョアン・カンセロの去就問題

バルセロナは、右サイドバックの補強としてジョアン・カンセロを最優先事項としており、選手本人とは今後2年間の契約で合意に達している。しかし、彼の所属元であるサウジアラビアのアル・ヒラルとの交渉が複雑化している。カンセロは、アル・ヒラルのシモーネ・インザーギ監督の構想外となったため、昨冬にバルセロナへ加入することができた。バルセロナはカンセロの完全移籍にあたり、象徴的な低額の移籍金での獲得を目論んでいた。ところが、アル・ヒラル内部で監督交代の動きが起きている。クラブ首脳陣との対立によりインザーギ監督の契約解除が濃厚となっており、後任としてポルトガル人のヴィトール・ペレイラ監督の就任が有力視されている。ペレイラ監督はカンセロの残留を強く希望すると見られており、アル・ヒラルはカンセロの売却価格を引き上げる姿勢を見せている。アル・ヒラルはカンセロ獲得に2000万ユーロを投じており、安売りするつもりはない。カンセロの代理人であるジョルジュ・メンデスはバルセロナに対し、交渉には時間がかかるため忍耐強く待つように求めている。カンセロ本人は大幅な減給や、サウジアラビアでの残り1年間の巨額の契約を放棄してでもバルセロナでのプレー継続を望んでいる。バルセロナは代替候補を探すことなく、ワールドカップ終了後までカンセロを待つ構えである。 (via SPORT)

エクトル・フォートと右サイドバックの若手オプション

ジョアン・カンセロの交渉が長引く中、ハンジ・フリック監督はプレシーズンでカンテラ出身の若手選手たちを徹底的に評価する予定である。その中で、エクトル・フォートが右サイドバックの重要なオプションとして浮上している。フォートはエルチェへの期限付き移籍中に肩の重傷を負って長期離脱を余儀なくされたが、復帰後のリーグ戦14試合(プレー時間500分未満)で2ゴール2アシストを記録し、その計り知れないポテンシャルを証明した。フリック監督は今週、フォートに直接連絡を取り、プレシーズンからトップチームの構想に入れていることを伝えた。クラブは、フォートがプレシーズンで期待に応えれば、ジュール・クンデの競争相手として右サイドバックに定着できると考えている。昨季のクンデのパフォーマンス低下もあり、フォートの台頭が期待されている。また、今季トップチームデビューを果たした若手のシャビ・エスパルトも右サイドバックのオプションとしてフリック監督から高く評価されており、プレシーズンでテストされる予定である。 (via SPORT)

ロベルト・レヴァンドフスキのシカゴ・ファイアー移籍の可能性

バルセロナで4シーズンにわたり120ゴールを記録したロベルト・レヴァンドフスキは、現在37歳を目前にして新たな挑戦を検討している。6月30日でバルセロナとの契約が満了となり、フリーエージェントとなる彼に対しては、サウジアラビアやトルコのフェネルバフチェなど多くのクラブが関心を寄せている。その中で最も有力な移籍先として浮上しているのが、MLSのシカゴ・ファイアーである。ESPNのコメンテーターであり、シカゴ・ファイアーに近い関係者であるヤヌシュ・ミハリクは『レヴァンドフスキの弁護士がシカゴ・ファイアーと税務上の問題について協議を進めている』と明かした。シカゴ・ファイアーのグレッグ・バーホルター監督も『彼はもうバルセロナの選手ではないので率直に言えるが、我々が獲得したい選手だ。シカゴのポーランド人コミュニティだけでなく、街全体がこの移籍を支持するだろう』と公言している。シカゴには大規模なポーランド系移民のコミュニティが存在し、レヴァンドフスキの加入はクラブとリーグに絶大な商業的インパクトをもたらすと期待されている。 (via SPORT)

アンス・ファティのモナコ移籍交渉

アンス・ファティのモナコへの移籍について、彼の父親であるボリ・ファティが現状を説明した。メディアではモナコへの完全移籍が決定したと報じられていたが、ボリ・ファティは『移籍が完了したというのは事実ではない。まだ解決すべき未解決の問題があり、何もサインしていない』と明言した。現在、代理人のジョルジュ・メンデスがブラジルでのバカンスから戻るのを待ち、モナコ首脳陣との最終交渉を行っている段階である。モナコは事前に合意していた1100万ユーロの買取オプションを行使してファティを完全移籍で獲得する意向だが、交渉の焦点は『将来の転売時にバルセロナが得る移籍金のパーセンテージ』となっている。バルセロナ側は、ファティの価値が1100万ユーロよりもはるかに高いと考えており、将来の売却時に高額なリターンを得る権利を主張している。ボリ・ファティは『多くのクラブがアンスに興味を持っているが、私たちはモナコに留まりたいと考えている。来週にはすべてが明確になるだろう』と述べた一方で、『アンスがバルセロナに戻ることは絶対にない。彼がチームに入る余地はない』と、バルセロナ復帰の可能性を完全に否定した。また、フリック監督やデコSDとは一切話をしていないことも明かした。 (via SPORT)

新フィジカルコーチ、ホルガー・ブロイヒの就任とフリオ・トウスの配置転換

ハンジ・フリック新監督の就任に伴い、バルセロナのトップチームのフィジカルコーチ体制に大きな変更が加えられる。フリック監督は、バイエルン・ミュンヘン時代に共に働き、2020年のチャンピオンズリーグ制覇の立役者となったホルガー・ブロイヒを新たなフィジカルコーチとして招聘した。ブロイヒは、コロナ禍のロックダウン中にも選手たちに過酷な自宅トレーニングを課し、バイエルンの選手たちを圧倒的なフィジカル状態に仕上げた実績を持つ。この人事により、これまでトップチームのフィジカル部門を担ってきたフリオ・トウスはトップチームの担当から外れることになった。トウスの指導メソッドについては、選手間で評価が二分していた。一部の選手は彼のおかげでキャリア最高のコンディションに到達したと感謝している一方で、不満を抱く選手もいた。また、フリック監督は昨シーズン中のハフィーニャなどの度重なる筋肉系の怪我の再発に不満を持っており、自身が完全に信頼できるブロイヒにトップチームを任せる決断を下した。トウスはクラブには残留し、フベニルやバルサ・アスレティックに所属するエリート若手選手たちのフィジカル強化や、クラブの他競技部門のサポートを担当することになる。 (via SPORT)

ロナルド・アラウホの負傷とウルグアイ代表の管理に対するバルサの怒り

バルセロナは、ウルグアイ代表におけるロナルド・アラウホの負傷管理について強い憤りを抱いている。アラウホはふくらはぎに浮腫を抱えた状態で代表に合流しており、バルセロナの医療スタッフはウルグアイ代表のマルセロ・ビエルサ監督とコーチングスタッフに対し、『リスクを避けるため、合流最初の1週間は別メニューで調整させるように』と明確な指示を出していた。しかし、ビエルサ監督はこの指示を無視し、アラウホに他の選手と同じく1日2回のハードなトレーニングを課した。その結果、アラウホは筋肉の微小断裂を引き起こしてしまった。状態の悪化を察知したアラウホはウルグアイ代表の医療スタッフを信頼できず、緊急でスペインへ渡り、自身が信頼する専門医の診察と治療を受けた。アラウホはスペインでの治療を終え、火曜日の朝にウルグアイの空港に到着した。メディアの取材に対し『ふくらはぎの小さな怪我の治療のために行ってきた。すべてコントロールされている』と語り、ワールドカップ初戦のサウジアラビア戦への出場に意欲を見せたが、無理な場合はその後の試合での復帰を目指すとしている。バルセロナ側は、スペイン代表がラミン・ヤマルの負傷に対してクラブと綿密に連携し、慎重な回復プログラムを実施していることと比較し、ウルグアイ代表の強引な対応を強く非難している。アラウホの兄弟も、代表チームがアラウホの健康を軽視したとして公然と不満を表明している。 (via SPORT)

ロナルド・アラウホの徹底された食事とコンディション管理

ロナルド・アラウホ(27歳)は、筋肉系の怪我のリスクを最小限に抑え、最高のパフォーマンスを維持するために、極めて厳格な食事管理とコンディション管理を行っている。彼は大好物である赤身肉の摂取を『15日に1回』に制限するという決断を下した。これは、より消化が良く、筋肉の炎症を抑える食事へとシフトするためである。日々の食事では、魚や卵などの良質なタンパク質や栄養素を優先的に摂取している。また、バルセロナやウルグアイ代表の栄養士が作成したプログラムに従うだけでなく、自宅にも本格的なジムを完備し、チームの練習とは別にパーソナルトレーナーと共にフィジカルトレーニングを欠かさず行っている。筋肉のストレスを防ぐための休養の取り方にも細心の注意を払っており、肉体改造とケアに余念がない。 (via SPORT)

ラミン・ヤマルとパウ・クバルシのW杯での起用プラン

18歳333日でワールドカップデビューを迎えるラミン・ヤマルは、左脚ハムストリングの負傷から順調に回復している。所属元のバルセロナを安心させるため、スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督はヤマルの起用において一切のリスクを冒さない方針を固めている。ヤマルはすでにニコ・ウィリアムスやビクトル・ムニョスと共に、チャタヌーガのベイラー・スクールの施設で通常のトレーニングに復帰している。デ・ラ・フエンテ監督の計画では、グループリーグ第1戦のカーボボデ戦では試合勘を取り戻させるために15分から20分程度の出場に留める予定である。続く第2戦のサウジアラビア戦では出場時間を最低30分に増やし、グループ首位通過がかかる第3戦のウルグアイ戦に向けて段階的にコンディションを100%に引き上げていくという緻密なプランが組まれている。また、同じくバルセロナからスペイン代表に選出されている19歳140日のパウ・クバルシも、今大会でワールドカップデビューを果たす最年少選手の一人として注目を集めている。スペイン代表のディフェンスラインは、クバルシ、アイメリク・ラポルテ、マルコス・ジョレンテ、マルク・ククレジャで構成される見込みである。 (via SPORT) (via Esport3)

スポティファイ・カンプ・ノウ改修工事の追加資金4億ユーロ

FCバルセロナは、現在進行中のスポティファイ・カンプ・ノウの改修工事を完了させるために、新たに約4億ユーロの追加融資を申請する予定である。クラブはスタジアムを完全に稼働させることが、経済的安定を取り戻し、ヨーロッパのビッグクラブと同等に補強を行うための生命線であると考えている。工事の完了は2027年末から2028年初頭を見込んでいるが、建設の未完了部分をカバーするためにこの4億ユーロが必要不可欠となっている。エスパイ・バルサのプロジェクトにおいて、クラブはすでにゴールドマン・サックスなどから約15億ユーロの資金調達を行っている。当初から建設費用の増加や不測の事態に備えて、既存の融資枠を拡大できるような契約内容にしており、今回の4億ユーロの追加もその枠組みの中で行われる。ただし、これほど大規模な追加融資を行うためには、ソシオ(クラブ会員)による総会での承認が必須となる。現在、クラブはこの融資案をいつ総会にかけるかを検討中である。ジョアン・ラポルタ会長の新たな任期が7月1日から始まるため、その直後に開催される総会の議題に組み込まれる可能性が高い。 (via MARCA)

ジョアン・ガンペール杯の日程とプレシーズン計画

FCバルセロナのプレシーズンの全容と、毎年恒例のジョアン・ガンペール杯の日程が明らかになった。ハンジ・フリック新監督率いるチームは、7月13日にメディカルチェックとフィジカルテストを行って始動する。その後、シウタ・エスポルティバでのトレーニングを経て、7月27日から8月3日までイングランドのセント・ジョージズ・パークで合宿を行う。イングランド滞在中には、ワトフォードまたはストーク・シティと非公開の親善試合を行い、7月31日にはセント・アンドルーズ・スタジアムでバーミンガム・シティと対戦する。そして、新シーズンの本拠地でのお披露目となるジョアン・ガンペール杯は、8月19日(水曜日)に開催されることが決定した。これは、8月15日・16日の週末に予定されているラ・リーガ開幕戦の直後の日程となる。対戦相手については現在も調整中である。当初はジョルディ・クライフがスポーツディレクターを務め、元ジローナのミチェルが監督に就任したアヤックスを招待する計画であったが、アヤックスは欧州大会の予選日程と重なるため参加が不可能となった。また、RBライプツィヒもスケジュールが合わず候補から外れた。現在、対戦相手の候補として残っているのは、ASローマ、ボルシア・ドルトムント、ナポリ、そしてメキシコのクルス・アスルの4クラブである。試合の開催場所についても、スポティファイ・カンプ・ノウでの開催を復活させるか、引き続きエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス(モンジュイック)やヨハン・クライフ・スタジアムを使用するかが議論されている。 (via SPORT) (via Mundo Deportivo)

バルセロナがマイアミにアメリカ大陸の新商業拠点をオープン

FCバルセロナは、アメリカのマイアミのダウンタウンにある「One Biscayne Tower」に、アメリカ大陸全域の商業活動を統括する新たな本部を正式に開設した。この新オフィスの設立により、2016年から稼働していたニューヨークのオフィスは閉鎖された。マイアミはリオネル・メッシのインテル・マイアミ加入や、2026年ワールドカップの開催によってサッカー熱が急速に高まっており、クラブはこの地を南北アメリカのファン、スポンサー、ビジネスパートナーをつなぐ戦略的ゲートウェイと位置付けている。マイアミのダウンタウン開発公社(Miami DDA)から、バルセロナに対して45万ドルの助成金が提供された。この助成金は、今後3年間でマイアミのダウンタウンに商業スペースをオープンすることや、地域の若者を対象とした公共イベントを実施するなどの条件を満たすことを前提としている。オフィスの面積は225平方メートルで、12名から14名のスタッフが常駐する予定である。アメリカ大陸のゼネラルマネージャーであるブライアン・バクナー氏は『ラ・マシアのメソッドを導入しているマイアミとニューヨークのバルサ・アカデミー・プロの管理もここで行う。また、女子チームの成功を活かし、アメリカで女子のバルサ・アカデミーを設立するチャンスがあるとも考えている』と今後の展望を語った。 (via SPORT) (via Mundo Deportivo)

ハムザ・アブデルカリムの買取とエジプト代表での期待

今年2月からエジプトのアル・アハリからバルセロナのフベニルに期限付き移籍で加入している18歳161日の若きストライカー、ハムザ・アブデルカリムは、ワールドカップに出場するエジプト代表メンバーに選出され、背番号「9」を背負うことになった。彼はバルセロナのトップチームではまだデビューしていないものの、エジプト国内での期待は非常に高く、代表チームの公式SNSでも「未来」と紹介されている。バルセロナはハムザの計り知れないポテンシャルを確信しており、アル・アハリとの間で合意している約200万ユーロの買取オプションを行使して、彼を完全移籍で獲得する方針を固めている。ワールドカップ終了後、ハムザはハンジ・フリック監督が率いるトップチームのプレシーズン合宿に参加する予定であり、フリック監督は彼の能力を直接チェックすることを楽しみにしている。 (via Mundo Deportivo) (via Esport3)

ラファ・ユステ副会長がレアル・マドリードへの法的措置を明言

FCバルセロナのラファ・ユステ副会長(ジョアン・ラポルタ会長が7月1日に正式に就任するまでの会長代行)は、クラブの最古参ソシオ1000人で構成される上院の定例会議にて、レアル・マドリードおよびフロレンティーノ・ペレス会長に対して法的措置を取る準備が整っていることを激しい口調で発表した。この怒りの発端は、フロレンティーノ・ペレス会長が選挙戦後に、ネグレイラ事件に関連してバルセロナが恩恵を受けていたと主張し、過去のタイトルを剥奪するように求める500ページ以上の書類をUEFAに提出したことである。ユステ副会長は『マドリードから600キロ離れた場所にいる彼らは、我々の成功を消化しきれていない。嫉妬と怒りは違う。誇りを持って自分たちを正当化することと、裏で特定の工作をすることは全く別だ。UEFAに500枚の書類を送ると言って我々を脅せると思っているのか? この人物は何を考えているのか』とフロレンティーノ・ペレス会長を強く非難した。さらに『ペップ(グアルディオラ)は記憶が短いと言っていたが、私には記憶がある。我々を不安定にするために恐ろしい中傷に訴えたマドリードとフロレンティーノ・ペレスに対し、法務部門がすでに法的措置の準備を完了している。彼らが報いを受けることを願っている。法廷で会おう。我々のエンブレムと名前は誰にも汚させない。我々には勝算がある』と宣戦布告した。 (via SPORT) (via Estadio Deportivo)

ロベルト・レヴァンドフスキの退団に備えたその他の補強状況

ラファ・ユステ副会長は上院の会議において、今夏の補強計画についても言及した。『すでにアンソニー・ゴードンを獲得した。そして、これからもさらに選手がやってくる。今はまだ名前を明かせないが、デコとボージャンが取り組んでいる新たな契約について知ることになるだろう。我々はラ・リーガの1対1のルール(売却した金額と同額を補強に使えるルール)を達成できる軌道に乗っている』と語り、財政健全化とさらなる戦力補強に自信を見せた。 (via SPORT) (via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

移籍市場では、アンソニー・ゴードン獲得に伴いラッシュフォードの買取を見送ったほか、フリアン・アルバレス獲得に向けてレアル・マドリードと水面下の激しい争いが勃発。ベルナルド・シウバの獲得優先度は下がり、カンセロの交渉は長期化の様相。一方、ピッチ外ではネグレイラ事件を巡りレアル・マドリードへの提訴を明言するなど、クラブは強気の姿勢を貫いています。プレシーズンやW杯での若手の起用にも注目が集まります。