新指揮官アギーレの素顔
バレンシアの新指揮官に就任したハビエル・アギーレ監督は、その卓越した指導力だけでなく、記者会見やピッチ脇で見せる破天荒かつユーモアあふれるキャラクターで知られています。
2026年W杯のメキシコ対イングランド戦では、相手FWアンソニー・ゴードンに対して笑いながら『fuck you』と言い放ち、ゴードン本人も思わず大爆笑して親近感を抱いたという逸話があります。また、審判への抗議が激しすぎて第4審から耳打ちで『黙れクソ野郎』と怒られると、怒るどころか大笑いして手を挙げてベンチに退くなど、審判とも独特の信頼関係を築いてきました。
マジョルカ時代には記者会見中に携帯電話が鳴り出し、『パチさん、会見が終わったらドアを出るから電話して探してくれ』と平然と電話対応して場内を爆笑に包みました。また、レガネス時代には『人生に腹を立てているような顔をした選手』を見つけると膝詰めで対話し、メンタルを劇的に改善させた人情家でもあります。
一方で『実は監督の天職意識はなく、サッカーより野球観戦が好きだ』と告白したこともあり、アトレティコ・マドリード時代にはサポーターから解任要求を浴びて帰宅した際、妻のシルビアから『なんでクン・アグエロを出さなかったの?』と問い詰められ、『お前まで言うのかよ。夕飯どこ行く?』と返したといいます。この唯一無二の強烈なキャラクターが、重苦しい雰囲気の漂うメスタージャに明るい風を吹き込むことが期待されています。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
長旅を経てついにバレンシアへ到着したアギーレ新監督。空港での「メスタージャを再び要塞にする」という決意表明から、息つく暇もないパテルナでの初練習指導まで、新体制のスタートは非常にエネルギッシュなものとなりました。ピッチ外ではソレールへの侮辱歌によるラ・リーガの告発や1月の「メキシコルート」補強の噂など話題に事欠きませんが、百戦錬磨のベテラン指揮官がその人間味あふれるリーダーシップでクラブをどう変革していくのか注目されます。