データ分析:スプリント数リーグ2位&決定機創出7位が示す超攻撃的サッカーの全貌
📊 ラ・リーガ開幕からの7節、つまり全38節のちょうど5分の1(20%)を経過した段階で、マルティン・アンセルミ監督率いるエルチェの戦術的データが非常に興味深い数値を弾き出しています。データ分析プラットフォーム「Sofascore」が集計した最新スタッツによると、エルチェは主要数値の多くでリーグトップ10に位置しています。
🏃♂️ まず突出しているのが、チーム全域に渡る圧倒的な運動量と強度です。
・走行距離:1試合平均105.6km(ラ・リーガ第3位。1位セルタの107.1km、2位レバンテの105.8kmに次ぐ)
・スプリント数:1試合平均131回(ラ・リーガ第2位。1位バルセロナの142回に次ぐ驚異的な数値)
サン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦を除き、ほぼ全ての試合で前線からのハイプレスと素早い切り替えを実行している証左です。
⚽️ 攻撃面における主要スタッツもリーグ上位に位置しています。
・明確な決定機(Big Chances)創出数:1試合平均2.8回(ラ・リーガ第7位)
・枠内シュート数:1試合平均5.0本(ラ・リーガ第7位)
・ゴール期待値(xG):7試合通算で「8.58 xG」を記録
実際にあげた得点数「11ゴール」は、決定機創出数や枠内シュート数の順位と見事に合致しており、チャンスを確実に得点へ結びつける攻撃の積極性が数字として裏付けられています。
🔄 平均ボール保持率は「50.0%」でリーグ9位となっていますが、これには対戦相手の巡り合わせが大きく影響しています。レアル・マドリードやFCバルセロナといったポゼッションに秀でたメガクラブとの対戦、そしてエスパニョール戦で前半4分から85分間を10人で戦いボールを相手に渡さざるを得なかった特殊な状況が平均値を下げています。デポルティーボ・ラ・コルーニャ、ラシング・サンタンデール、レアル・ソシエダといった相手に対しては60%前後の保持率を記録しており、アンセルミ監督が目指す主導権確保のスタイルは着実に構築されています。(via SPORT)