セーブ率81.6%を誇るアルバロ・バジェスのスペイン代表落選と選考基準を巡るメディアの激しい論争
守護神アルバロ・バジェスが見せる圧巻のパフォーマンスにもかかわらず、スペイン代表のデ・ラ・フエンテ監督の招集リストから漏れたことが大きな波紋を呼んでいます。
統計データにおいてアルバロ・バジェスの数字は圧倒的です。今季ここまでリーグ最多となる31回のセーブを記録し、セーブ率は81.6%に達しています。さらに期待被ゴール(xG)指標から試算される「失点回避数」は7.4点と、2位のゴールキーパーに5点以上の差をつけて単独トップを独走。クリーンシート(無失点試合)も4回達成しています。先日のビジャレアル戦で見せた至近距離からの連続ダブルセーブは、ラ・リーガの月間最優秀セーブ候補にもノミネートされました。
また、足元のビルドアップ能力にも長けており、ポゼッションを重視するスペイン代表のスタイルに完璧に適合すると評されています。しかし、今回の代表発表でも名前が呼ばれることはありませんでした。
この選考に対し、地元評論家や各種メディアからは激しい疑問の声が上がっています。『代表監督はかつて育成世代で指導した教え子を優遇する傾向があり、完全な実力主義(メリトクラシー)が機能していない』『マドリードやバルセロナのクラブに比べてメディアからの圧力が弱いため、現代表のゴールキーパー3人が負傷でもしない限りアルバロ・バジェスが呼ばれることはないだろう』と、極めて厳しい見解が示されています。(via Estadio Deportivo)