CDテネリフェ

CDテネリフェは前節カステリョンに0-5と歴史的大敗を喫したが、今季のスタッツ分析によりアルバロ・セルベラ監督が掲げる明確な戦術的特徴が浮き彫りとなった。

ラ・リーガ ハイペルモーションのパス成功数ランキングにおいて、トップ90位以内にテネリフェのミッドフィルダー(MF)は1人も入っていない。チーム内で最も多くのパスを成功させているのはCBホセ・レオン(285本)であり、次いでCBランダズリ(226本)、DFダビド・ロドリゲス(214本)、GKダニ・マルティン(181本)と、バックラインの選手と守護神が上位を独占している。

90分あたりの平均パス数でも、ランダズリが93位(39.8本)、マピ・レオンが39.3本となっており、パス成功率ではランダズリが88%とチーム最高値を記録している。また、チームの平均ポゼッション率は40.9%にとどまり、CEサバデル(40.5%)やSDエイバル(38.8%)と並んでリーグ最低クラスのボール保持率となっている。

元テネリフェのハビ・アロンソやアンドリウらの解説によると、この数値はセルベラ監督の『ポゼッションで試合を支配するのではなく、守備の堅牢さと無失点を優先して勝利を引き寄せる』というフットボール思想をそのまま反映したものだという。相手からのプレッシャーが少ないセンターバック間でボールを動かす展開が多いため、統計上はCBとGKがチーム最高のパサーとなる現象が発生している。(via SPORT)